挨拶は4回、協栄亀田の再出発がはじまる(産経抄10月31日)
食の安全は既に崩壊している。その上に建材大手建材メーカー「ニチアス」による耐火建材偽装問題が発覚。大手企業の利益はバブル期に並ぶと好調が伝えられている。しかし国民の安全を軽視しての大幅な増収は、遠くない将来破綻することが目に見えている。それが企業不祥事の連鎖的な発覚であり、これは偶然ではない。老舗企業も、急成長企業も消費者を軽視した付けは、後から高く付くのだ。
【産経抄】10月31日
全文は
http://sankei.jp.msn.com/culture/books/071031/bks0710310327000-n1.htm
「赤胴鈴之助」は50年ほど前、子供たちが心をおどらせた漫画の主人公、少年剣士である。漫画ばかりでなく映画、ラジオ、テレビでもドラマ化された。漫画と映画で「真空斬り」の技が違っていたのは愛嬌(あいきょう)だが、とにかく大変な人気者だった。
▼昭和30年前後は、月刊誌や貸本を中心とした子供向け漫画の全盛期である。中でも人気は「赤胴鈴之助」の剣道や
「イガグリくん」などの柔道といった「武道もの」だった。少年が剣道や柔道を学びながら、心身ともに立派に成長して
いくという物語であった。
▼敗戦で日本人が持っていた価値観がズタズタになった時代に、子供たちが出合ったのが伝統的な武道だったので
ある。それも強さにばかりでない。「弱きを助け、強きを挫(くじ)く」といったその「心」にだった。このころから学校での武道が再び盛んになったような気もする。
▼その「赤胴鈴之助」の漫画本が小学館クリエイティブと少年画報社から相次いで復刻されるという。とりわけ、10歳前後を鈴之助とともに生きた「団塊の世代」の人たちにはたまらない企画だろう。恐らく復刻本のターゲットも定年を迎えるその世代に違いない。
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キーワード:礼節やきずな
挨拶は4回、協栄亀田の再出発がはじまる
弱気を助け、強気をくじくといった心が、死語になってどれくらいたつのだろう。
私の昭和30年代は、それこそみんな貧乏で、何も無いから野原でかけまわり、日が暮れるまで神社で野球をしていた。三角ベースボールでも1チーム6人は必要なので、上下の学年でチームを組むことになる。野球をするなら、地域の男の子がかなり参加しなければならない。それでも楽しくて、毎日遊んだもんである。やりたいポジションはやっぱ長島選手に憧れ三塁だ(三角ベースでは二塁になる)。
そんな小学校生活を送り、今考えると、仲間はずれはなかったし、いじめは無かった。年長者は年下をいじめることはなかった。自然に弱い者は、助ける気持ちも身に付いていた。弱い者いじめしちゃだめだ!と言われていたので、弱い者いじめは格好悪いことだと疑わなかったのだ。
私たちが中学を卒業して何年か経つと、中学校が荒れたと話を聞いた。急激に、世の中の価値観が壊れて行ったのである。
亀田家問題を終結させるために、親から子供のトレーニングを剥奪、亀田兄弟は協栄ジムの管理下におかれ親離れをさせることになった。ジムでは1人に1人のトレーナーが付くという(今までは親が3人の面倒をみていた)。これがプロボクシングの世界なのだな。そして、ジムに来たときの挨拶、トレーニング前の挨拶、トレーニング後の挨拶、ジムを出るときの挨拶。この4回の挨拶から徹底的に始めるとのこと。礼儀・マナーを身に付けなければ真の王者になれないとのことか。
一方、礼儀やマナーの身についていない保護者に育てられている子供の道徳教育や武道は、どこまで教育的な効果が期待できるか、疑問が残るのである。
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