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November 07, 2006

大学はもう全入時代。自宅受験も有りか・・

面接官が出張します=受験生の高校で「どこでもAO入試」-静岡の富士常葉大

 全国どこでも出張面接します-。富士常葉大学の環境防災学部(静岡県富士市)は、面接や論文で選考する2007年度AO(アドミッション・オフィス)入試で、教員が受験生の在籍する高校に出張して面接試験を行う「どこでもAO入試」を導入した。
 対象は県外の遠隔地に住む受験生。同大担当者は「本来、AO入試は手間ひまかけて行うのが趣旨なので、特別なことではない」と話し、「優秀な学生が、費用や距離で断念するのはもったいない。良い学生を1人でも多く獲得したい」と、人材の確保に意欲を見せている。
 AO入試は、学力面に偏らず、面接や小論文などで、受験生の意欲や個性などを総合的に評価する方式。 
(時事通信) - 9月3日15時0分更新

新聞記事を鵜呑みにすると、この学校は優秀な学生を一人でも多く集めたいそうだ。
ところで私はこの大学の存在を記事で見るまでは知らなかった。2000年に常葉女子短期大学を母体にした大学だ。
ベネッセ駿台共通模試で偏差値37(これ以下はなし)。代ゼミによると偏差値43 底辺校である。環境防災学部の定員150人で入学者133人(うち推薦63人)週刊朝日 2007年版大学ランキングより
代ゼミ 大学偏差値


全国の優秀な学生が、一地方の無名大学に入学をするのであろうか。

仮に静岡の大学を卒業して、その学生が地元にUターン就職をしたいと思った時、はたして就職指導は可能か。そこまでして受験するリスクを犯すであろうか。底辺校の経営危機が、そこまで来ていると認識すべきではないだろうか。

学生確保に血眼になる、目新しさで学生を集めるため学部新設を進める。実績の無い学部の就職先確保は並大抵ではない。その点について明確にビジョンを述べる大学経営者のいないのが実情である。しかし入学したらそれまでよでは、年間100万円の授業料が泣くというものだ。受験生を甘くみたらいかんぜよ!


●もしもしsuzuki様のお宅ですか?

私、静岡有名大学の入試事務局長のだれもいれるです。

世の中が安全・安心を求めている時代、他大学に先駆けて環境防災学部を新設いたしました。全国の意欲的な高校生にAO入試のご案内をしております。

お宅のお坊ちゃまは、千葉県の高校生の中から特に選ばれた生徒です。

ぜひ、本学部のご案内を差し上げたいと思います。

ご希望であれば、本学の職員がご自宅まで「うなぎパイ!」を持参でご説明にうかがいます。


<運営サイト>
ワンバイワン
NPO日本キャリアビジョン研究所

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Comments

はじめまして。
いつも興味深く読ませていただいております。

素朴な疑問なのですが18歳人口に比例して大学を減らす、という選択はできなかったんでしょうか?

Posted by: ムラムラ | November 13, 2006 at 04:57 AM

>ムラムラさん

>18歳人口に比例して大学を減らす、という選択はできなかったんでしょうか?

行政として学校を柔軟に設立して潰すことは出来ないでしょう。


認可基準に通れば、大学は設立できるようです。この10年間で定員割れが18%から52%(2006年度)に急上昇しています。

短大の生き残りのための大学に鞍替えするケースが多く、大量淘汰の前の大学設立ブームです。大学の倒産が珍しくなくなってきていますので、政府の政策も転換するのではないかと思います。

Posted by: 鈴木です | November 14, 2006 at 02:54 PM

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